こんにちは。マルセル・デュシャン先生


帰り道で全く同じズボンをはいた人が前を歩いてた


駅前のパチンコで呼び込みのねーちゃんが

「行けー稲中卓球部ー」

って言った時のテンションの乾き具合が印象的だった



今日は眠いなりに頑張って勉強したけど、

自分の中にあるアイデアのつまらなさを再認識している


予備校でも大学でもいつもパクリのネタで課題を凌いでいたことを思い出した



予備校入った時は全然面白い絵が描けなくて

三流の同人誌みたいな感じだった

目がキラキラしててみんな同じ顔しててパースが気持ち悪い


一生懸命描いた絵も先生の「つまんない」一言で一蹴される

そんでどんどん凹んで鬱屈した精神が異常な筆致を生み出し、

真っ暗な壁に目玉が生えてくる絵が初めて先生に評価してもらえた


その程度で明るくなれてしまう脳天気なので、

またしばらく評価に値するものは描けなかった



再び焦燥感が精神を追い込みはじめ、

今度はダリやマグリットボッシュやモローの絵を眺めて心を落ち着かせるようになった


描く絵もだんだん似てきて、最終的にはマグリットのパクリで受験した





受かった