<span style="font-size:xx-large;">「シッコ」を見た</span>
とりあえず公式サイトのグラフィックが重い。
あと、ムーアの手袋はめてる顔が変。
いい映画だた。
すごく面白かた。
真面目に。ね。
アメリカの医療保険問題を中心に、
米国社会の在り様について疑問を投げかける。
ムーアの視点から、
アメリカとカナダ・イギリス・フランス・キューバなどとの国民性の対比が強調される。
国営の健康保険がある社会とそうでない社会とを比較しているんだけど、
ムーアがこれらの外国に赴いていろいろな話を聞くシーンを見るたびに、
「あぁ。こういうアメリカ人っぽさがこの映画が糾弾したい対象なんだなぁ」
と、糾弾者の振る舞い自身から匂ってくる。
映画の作風からは一層そのスメルを感じ取れる。
ドキュメンタリー作品でここまで自作自演っぽい感じはなかなか出せない。
アメリカ映画のお得意な、ど派手な演出とドラマティックな脚本が描くスペクタクルだ。
この映画はノンフィクションとは思うけど、
ドキュメンタリー作品だとは思えない。
作者があまりにも恣意的で、感情的な表現手段を採っている。
だけど、
見る価値はある。
少なくとも、イギリスやフランスやカナダやキューバとは違って、、
保険の加入・未加入
税金の納付・非納付
医療費の支払い見込み
それらの、
要件が満たされなければ入院している病院を追い出される可能性すらある
この日本に住んでいる人なら。
これってマジなんだろ?
なら見たら面白ぃべ。