「骨仏」読んだよ


骨仏

久生十蘭



なんだか不思議な感じの作品だった。

少し夢野久作に近い感じの後味を得た。


「床(とこ)ずれがひどくなって寝がえりもできない。」

の一人称から始まる。


たったこれだけで、

さびしいような、もの悲しいような空気が心に入ってくる。


すうと涼しくなるんで、そら恐ろしいよね。