漂流教室@ツンデレビュー
漂流教室 (1)
ある日突然、
小学校が一面砂漠と化した未来の地球に来てしまったら・・。
全体の設定と序盤の展開の突飛さが、
新しい読者に入りづらい印象を与えていると思う。
学校が移動してしまう事の、
理由や必然性がほとんど語られない。
終始。
楳図かずおさんの漫画にはめずらしくない事だが、
読者が理解できずに置いてきぼりにされてしまう。
そのまま新たな怪奇タイムがやってくる。
主人公の高松くんは、
とても小学生とは思えない人格者。
先生やクラスメイトをはじめとして、
自分の周りがどんどんと狂っていく中、
人間として精一杯生きようとする。
親友だった大友くんが
死んだ人間の肉を食った後の死闘。
そして最後によみがえる友情。
べっ、別にレビューしたからって好きじゃないんだからねっ!