やべー。マジやべー映画見ちゃったよまた。


「アイデンティティー」



概説やレコメンドは

allcinemaONLINE

で参照してみてください。



確かかなり前に、テレビでおすぎが「イイッ」で言ってたのを

思い出して手に取りました。

おすぎって中々いい趣味してると思う。きっと私と近い趣向だろう。



とにかく、


この映画は「イイッ!」




なにが良いってまず役者が良い。

ジョン・キューザックとレイ・リオッタ

これだけでもう泣きそうになる。


この作品の中で二人は、

どこかで互いに似ている部分を感じながらも通じ合う性分が無い、

といった難しいキャラクター同士のやりとりを見事に演じている。


監督は「17歳のカルテ」「ニューヨークの恋人」のジェームズ・マンゴールド



って私両方とも見たかもしれないけど全然印象に残らなかった作品だなぁ・・・。

だけどこの作品、

MVPは間違いなく監督と脚本家。(あとプロデューサー?)


「ファイナルディスティネーション」を見たときにも感じたけど、

制作陣の意思が、

まとまりを持って単純な目的の為にベクトルを向けるとすごい力になるように感じた。


つまり、

「新しい発想で面白いものを」

といった、映画にとっては原理的な考え方がとてもよく伝わってきた。

そして、虚飾もひがみも無い、

子供心のエンターテイメントを見せてくれたのでとても気持ちが良かった。



サスペンスホラーといったジャンルになるのかなぁ。。

お話の性質上見ている方の意識の中で、ジャンルがすぐに定まらない。

とにかく最初の10分見ていて

「面白い!この後どうなんの?!」

って気持ちになる。そして見ちゃう。


あえて非を打つとすればこの話の核になる部分、

「アイデンティティー」の発見

にもう少しドラマチックなきっかけが欲しかった。


元々尺の短い作品だから仕方が無かったかもしれないが、

90分でなく120分でもきっと「もう終わったの?」みたいな感想になるだろう。


最後に、私が今まで見てきた映画の中で、

趣向が近いだろうと思われるものを挙げていきます。

これらの映画の中にハマッたものがある人は、是非「アイデンティティー」も見てみてください。